気の存在と呼吸・姿勢【その1~体のこと】


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みなさん、おはようございます!
来週末は、いよいよセミナー開催ですのでここで告知を含めて、呼吸と姿勢について少し。

呼吸とか姿勢の話をするのに、一番イメージが湧きやすいのがスポーツの場面。

健康ブームに乗って、老若男女みんなで運動習慣(^^♪
楽しく汗かいて、引き締まって、健康長寿!、、、って。
スポーツジムでダンベルやトレーニングマシンで行う筋力強化トレーニングは、動きを一つもしくは複数に分けて考えられています。
細分化した一つ一つの筋力を強化すれば、動き全体が改善してパフォーマンス向上。、、、って。
また、スポーツで起こった怪我の原因は細かい関節運動一つ一つの動きに注目し、それに関与する筋肉による運動力学で。 、、、って。
本当にそれで健康に? 本当にそれで競技パフォーマンス向上?? 本当にそれが怪我の原因???

当院にも、運動時痛でお悩みの患者さんがいらっしゃいます。
それでは、痛いと訴える部分を除痛しますね、やったー!!運動時痛は消失。

残念ながらしません。

痛いところに原因が無いことが多いんですよ、、。
もっと、動きを全体として捉えないと問題が見えてこない。

私は日々の鍼灸臨床を通して、毎日実感しています(>_<)

ここでポイントは、身体のどのも部分も、動かす気がなければ動かない事を忘れてはいけないと思います。
当たり前に聞こえます? 人間は気持ち(意思)が動かなければ、行動できない生き物です。
以前にもブログで触れましたが、東洋医学では、我々の身体は「統一体」なのです。

それは、大脳でも脊髄でもない。もっと心身を全て統制しているものがあると感じています。
私はそれが『気』だと思っています。 『気』という言葉でしか表現しようがありません。
古代の中国人は素晴らしい発見をしたのだと思います。

足関節捻挫が起きた原因を、一つ一つの関節運動別に捉えて、そこに作用しているこの筋力を強化せよ!ってことだけでは解決できない問題があります。
動きを制御している精神が正常に働かなければ、目的にかなった正しい動きはしないということです。

精神と言えば、今話題のラグビー日本代表の選手たちもメンタルトレーニングを受けていました。
メンタルトレーニングを担当した方が、ちょくちょくテレビや新聞に出ていましたよね?

呼吸と姿勢は、意思以外にも無意識にも制御される二重支配を受ける身体活動です。
この身体活動を正しく行えるよう訓練しておくと、動きが行動が変わります。
もちろん、スポーツの技能も向上するでしょう!

では、どの様にすれば正しい呼吸と姿勢を訓練出来るのかを、私を含めみんなでもう一度勉強したいと思います。
理屈で知っていても、体現できなければ意味がありません。私たちと一緒に学び、実際に稽古しませんか?
それが、1月24日(日)に開催されるセミナーです!!

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内田真弘先生による、『生き方が変わる!美しい呼吸と姿勢セミナ ~ゼロ式姿勢調律法のすすめ~』
興味のある方は、是非この機会にご参加ください。当院のセミナー専用ページからお申込み下さい!

後日、【その2~意思のこと】に続きます~(^-^)