近況報告で失礼します。


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おはようございます。

先週の土曜は、太宰府市のある保育園の保護者会の場をお借りいたしまして、園児のお父さんお母さんに東洋医学的の紹介をさせていただきました。有意義な場を与えてくださり、感謝しております。これを機会にご家庭の中で、気軽に東洋医学的な視点を取り入れていただき、お子さんの健康維持や親子のコミュニケーションに役立てて頂きたいと思います。その様子はこちら↓

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その後、日曜に開催される日本小児はり学会に参加する為に、名古屋へ移動しました。中部国際空港から名鉄に揺られて移動しましたが、列車が走りだすときに何とも言えない素朴な汽笛音が車内に響きます。

停車駅から発車するたびに、『カンカン!』と短くて歯切れのいい、空き缶を倒した様な音が聞こえます。この音を聞いていると懐かしい気持ちになりました。

と言うのも、私は小学校の低学年を東京都荒川区で過ごしました。当時住んでいたマンションの近くに都電(路面電車)の駅<荒川遊園地前>がありました。

両親やお友達の家族とお出かけするのがいつも楽しくて、あの頃の楽しい思い出は都電の素朴な空気とオーバーラップします。その雰囲気を名鉄列車に感じて、懐かしい思いに浸りながら宿泊先へ向かったのでした。

小児はり学会には、鍼灸師や鍼灸学生だけではなく小児科ドクターも参加しています。皆、発表される講演や実技を熱心に勉強されていました。

一口に小児はりと言っても、日本には様々な道具とそれを使うための様々な技術があります。学会では流派を超えての交流があり、皆その技術を磨き日常の臨床に取り組んでいることが感じ取れました。何よりも、子ども達を心から愛していらっしゃいます。子ども達を痛みや苦しみから解放する為に、勉強し訓練し臨床で精一杯取り組んでいます。私も他の先生に負けない様、日々技術の研磨と情熱で精一杯取り組みたいと思います!

写真は、会場での一コマ↓

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大師流小児鍼の谷岡賢徳先生です!子ども達の健康に長年にわたってご尽力される一方で、私もお世話になっている大師流小児鍼の技術を広める活動もしておられます。日本だけではなく、ドイツ・スウェーデンを始め世界中に広まる小児はり。

日本で育まれた小児はりで、世界中の多くの子ども達が笑顔になりますように。