こどもは大人のミニチュアではありません。

そのまま大人の病気を子供に当てはめるのはちょっと違います。

こどもはまだ成長途中です。
未完成な部分は多いけれど、それが故に自然治癒力は大人を凌駕するものがあります。
可能性の塊です。

小児はりは、こどもが本来持っている治癒力を最大限に引き出していく施術と言えます。
だから、結果がすぐに伴わなくても焦る必要はありません。
回復する力はどの子も持っています。
うまく歯車が合うまで、ほんの少し親御さんも私も辛抱が必要な時期があります。

小児はりに連れてきてくれる親御さんは、育児に真剣な方が多く心から尊敬します。
今の世の中、小児医療は病院で受けている限り無料に近いですよね。
それでも「できるだけ自然な形で治したい。」「薬は使いたくない。」そういった理由で、その対価を支払ってでも小児はりを選んで来院されるわけですから。

親御さんの想いが、その真剣な眼差しが、いつか本人に届きます。
こどもってのは、ちゃんと見ているもんです。

一緒に頑張りましょう！