言語 非言語


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言語によるコミュニケーション

言語によらないコミュニケーション

言語によるコミュニケーションは、同時に多くの人に意思を伝えるという事を可能にしましたが、
一対一のタイマンでは言語によらないコミュニケーション、つまりスキンシップや二者間で作る
空気みたいなものの方が直感的で効率的に感じています。
非言語コミュニケーションの方が、二人の関係がうまくいく。そんな気がしています。

だから臨床現場において、私が大切にしているのは非言語コミュニケーションです。

患者さんとタイマンの非言語コミュニケーションが成立すると、治療がとってもうまくいきます。
まだ言葉に頼り切っていないこどもの治療の場合は、それがより顕著に現れます。
あんまり理屈っぽくなると治らないんです。

今は、インターネット・新聞・テレビ・ラジオ・スマホ・ライン・ツイッター・そしてこのブログもそう、
世の中が言語で溢れかえっています(;´д`)。

今こそ、もっと直感的なコミュニケーション、肌で感じることを大切にしたいと思います。

世の中にさらされる時間が長くなると、非言語コミュニケーションが下手になります。
言葉にまみれているからです。

社会人は、言語化できない感覚的なコミュニケーション能力を失いつつあると思います。
これは悲しいことです。
二者関係を良好に保てるツールがこの非言語コミュニケーションであるはずですが、ここを全て言語
に頼ってしまうと後が厄介です。
言いたいけど言えない時に気の滞りつまりストレスがやってきます。
相手が自分の望む言葉をくれない時に気が逆り苛立ちを覚えます。
人間は感情の生き物ですから、こんな状態では体はまともに動きません。
いつか病気や怪我を招きます。
そんな人たちが集まる会社はいつか潰れます。そんな企業が集まる社会はいつか壊れます。

夫婦、親子は根本的な二者関係。
非言語コミュニケーションの出番です。
Don’t think. Feel!です。

二者関係が上手く出来ないのに、三者関係やそれ以上の複数の関係が良好に築けますでしょうか。

まずはご家庭から~(#^.^#)。

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