依存体質を脱すること


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以前、痛みは感情を伴うというお話をしました。

人間の身体というのは、

痛いから動かない。

と言う単純な方程式に乗っからないもの。

赤ん坊や幼児を観察していると良く分かりますが、彼らは理屈で身体を動かしません。
いわゆる、動気が無ければ活動しないのです。

見かけだけ大人になっている私などは、仕方がないから身体を動かすことも多くあります。

身体を動かしたい!活動したい!!という動気は、身体の内側から湧き上がってくるものであって、
理屈ではありません。理屈ばかりで処理しようとするから、様々な痛みが出てくるんです。

こういったコンプレックスから、精神的な問題も起きる事があります。
しかし、その後の行動に問題が隠れていそうです。

今では「心療内科」とか「メンタルクリニック」とか言った表現で診療科が掲げられ、気軽なイメージ
になっているせいか、精神的な抑うつがあったり、何かしらパニックが起こると直ぐに病院へ行って
しまう。
でも、それで本当に解決するのでしょうか。
病院に行くと、向精神薬や抗不安薬などのお薬が出ます。
それを服用して、精神的な抑うつやパニックが起きる原因が除去され、解決するのでしょうか。

本来は病院へ行く前に、家族やパートナーがいるならば、その時にもっと深く話し合いをして一緒に
問題を解決する為の努力や時間が必要なはずです。

現代医学の発展は目まぐしく、病院へ行けば最新の医療機器と新薬で対応してくれます。
命が危うい場面での救命率はそれは素晴らしいと思います。

しかし、精神的な問題や慢性疾患についてはどうでしょうか?
本当の治癒に向かわせるのは、病院の機械や薬では無い気がします。

自分自身の治りたい!治って○○がしたい!!と言う明確な動気が、自分を変え行動させるのでは
ないでしょうか。

東洋医学の五行論では、心(ハート)は火(ファイヤー)です。
※五行論については後日ゆっくり。

誰だって何かに依存して、人任せの人生を送るために燃えている訳ありません。
自分の意思で行動し、目標に向かって一直線に進みましょう!

貴方の命の火は何の為に燃えていますか?

LION39