風邪は「肺」から?


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咳や喘息、風邪を引きやすいあなた!
もしかしたら「肺」が弱っているかも?

と言うわけで、今回は五蔵のひとつ「肺」についてお話します。
肺の機能でイメージするのは呼吸だと思います。
東洋医学からみても肺は呼吸の大部分を担っており、
酸素など体に必要な物質(清気)を取り入れて、二酸化炭素など体に不必要になった物質(濁気)を吐き出すはたらきを持ちます。
呼気(吐く息)で上へ外へ、吸気(吸う息)で下へ内へと気を巡らせており、このはたらきを宣発(せんぱつ)・粛降(しゅくこう)と言います。
気の一つに衛気(えき)といって体表を覆い、体を温めたり、気候変化など外の影響から体を防衛する気がありますが、この衛気が体表を覆うには肺のはたらきが重要になります。

何らかの要因で、肺の機能が低下していると呼吸の異常として、咳や喘息、息切れなどの症状がみられます。
肺は他の臓器と比べて機能失調が起こりやすく、さらに外からの影響(外邪)も受けやすい臓器です。
例えば、<風寒犯肺>といって風や冷たい環境が肺に影響することで機能が低下し、悪寒発熱、咳、、、と風邪症状を呈します。
今は暑い外からクーラーでキンキンに冷えた室内へということも多くあるかと思いますが急激な温度変化や特に扇風機などの直風は要注意です!

白い食べ物や適度な辛い食べ物は肺の機能を助けてくれると言われていますので空気が乾燥してくる秋前は意識して摂るといいですよ♪

一番のオススメは元気なときの鍼灸施術です!
困ったときももちろんですが、予防医学として元気なときにも施術ができるのも鍼灸の魅力です(^^♪

日差しも強くなってきましたので水分たっぷり取って熱中症にお気をつけ下さい!

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十四経発揮の経絡図、フリー素材集です。|鍼灸指圧自然堂

ちなみに肺系のツボはこんな感じで手にあります。
孔最は特に急性期の咳の出始めに効果があります(^^)
セルフケアにツボ押しもいいですね♪