嬉しい報告と雑談です。


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久しぶりの投稿です。
数日前、当院で不妊鍼灸を受けてくださってた女性が無事に第一子をご出産されました
ご出産の翌日に、ベビーの写真付きメールでご報告いただき幸せの御裾分けをしていただきました(^^)
とっても嬉しかったです!

もうご存知の方も多いと思いますが、一言で鍼灸と言っても、「痛み」のみを治療の対象にしたものではありません
鍼灸が対象とする症状は、不眠や冷え症、アレルギー疾患、月経異常や不妊症など様々です。

ところが皆さんが鍼灸院と聞いて、最初に浮かぶワードは何でしょうか?
「ぎっくり腰」、「五十肩」、「寝違い」、「肩こり」、「神経痛」こんなところでしょうか。
加えて、痛そう・怖い・怪しいなどネガティブなワードが浮かぶ方も少なくないと思います。

多くの方が鍼灸院に対してこの様なイメージをお持ちということは、社会の中で鍼灸院の置かれている状況が見えてきます。
鍼灸施術は「痛み」の治療以外にも様々な症状に対応可能であること。あるいは、痛みの治療に際しても痛み以外の症状にも着目していることを皆さんに知ってもらう努力をしなければ。
だからと言って、「何でも来い!」はちょっと乱暴かもしれません。鍼灸の技術は鍼灸師のたゆまぬ探究心と臨床経験で磨かれていくものだと思います。これは、鍼灸師に限ったことではありません。「どんな疾患でも治せる」ようになりたい。そして、たくさんの方の力になりたい。でも、患者さんは実験台ではありません。そういう意味で「何でも来い!」は、利用する側から見るとちょっと不安が残ります。

鍼灸は東洋医学です。
②心地良い施術東洋医学ならではの身体機能に対する生理・病理観があります。それは、とても大切なことです。たとえば、当院の場合は腹診を重視します。腹診とは、お腹を診ることで病の原因を推察し治療方針を立てることです。
老若男女、とにかくお腹を強くする。
このことだけは、どんな症状の患者さんが来院しても必ず実践します。
整形外科医は普通、肩が痛いと訴えた患者のお腹を診ることはありませんよね?
不思議なことだと思われるかもしれませんが、お腹を診ると、その方の体質が見えてくるんですよ。
これは、私が鍼灸治療するうえで大変役立つ情報なのです。

私はこんな感じですが、我々鍼灸院を営む人間は、来院していただける患者さんをガッカリさせないためにも、もっともっと専門性(治療技術)を高めていくことが肝心だと思います。そうすることが利用する側にも鍼灸の位置付けが伝わりやすく、鍼灸治療を社会に広く認知してもらうことに繋がると思います。

私の鍼灸院はといいますと、ホームページを観ていただければ分かっていただけると思います!