きゅうあんの月見はり2025レポと思うこと。


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こんちゃっす!(チャラく入ってみた)
四元です♪

去る10月5日(日)に年に一度の小児はりイベント「月見はり」を開催しましたー!

【月見はりとは】
私が所属している、『大師流小児はりの会』が発足した本家本元の大師はり灸療院の敷地内に弘法大師様が奉られています。
大師はり灸療院は、今年で137年目の小児鍼の大家でございます。
月見はりは、中秋の名月に小児はりを受けて弘法大師様にお供えした朱を百会という頭頂部のツボに着けて一年間の無病息災を願うまじないです。
全国の大師流の先生達が、その真似をして開催しております。
私もその一人。
鍼灸師で「大師流」を聞いたことが無いという方はほとんどおりません。
それくらい有名な小児鍼の銘家で生まれた三代目の谷岡賢徳先生が、それまで門外不出だった技術を世の子どもたちの健康の為に、講習会や研修会で技術を広めてくださいました。
その小児はりを学ぶ会が、「大師流小児はりの会」なのです!
九州では、四元が会長を拝命しておりまして講習会等を開催しております。

さて、今年の月見はりは過去最多の
162名の子どもさんが参加してくれました\(^o^)/

丁度、9月で10周年を迎えたので
今年は例年に無くプレゼントも豪華にしました。

いつの間にか、四元のコスプレDAYとなってしまったこの日。
私もつい気合いを入れ過ぎてコチラ↓

楽しいあっという間の一日でした(^^)

楽しかった様子はコチラ↓四元家の3兄妹はどの子でしょうか?

 

それからね~。
月見はりの日は、参加してくれた方にお手紙を添えています。
10月5日にお渡しした手紙には、「私の所感」も綴っています。
長いけど、是非読んで下さい↓

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2025月見はりにご参加の皆様へ

 

拝啓

きゅうあんの月見はりへご参加いただき、誠にありがとうございます。

この地に鍼灸院を開設し早10年。

コロナ禍の緊急事態宣言が発令されるなど、いよいよ心配な時期も経験しました。

それでも、今この手紙を手にとって下さっている方々のお陰で、今日まで続けることが出来ました。

日頃のご愛顧に、心より感謝申し上げます。

 

昨今、子育てをしていく上で先行きが不安なニュースばかりが目に付きます。

せめてこの日この時間だけは、そんな不安を払拭するような楽しみをお届けしたい。

皆様に楽しんで頂ける様、思考を凝らしました。

至らぬ点も多々あろうかと思いますが、少しでも笑顔あふれる時間となったのであれば、この上ない幸せです。

 

思えば10年前に始めて月見はりを開催した時は、30名余りのお子様に参加いただきました。

今年は、160名を越えるご予約をいただきました。

普段の小児はりの臨床はというと、始めた頃は月に延べ10~30名程度でした。

今では延べ300~350名に達するようになりました。

『継続は力なり』

原則に従って行動していると、自ずと結果として現れることを私自身が体験しています。

 

全ては、ご利用いただくお客様のご理解の賜物です。

他のことに関しては人に言えたものではありませんが、こと小児はりにおいては情熱を持って続けて来ました。

 

MLBの大谷翔平選手は、世界中の人々に感動を与え、気持ちを奮い立たせてくれています。

でも彼は「感動を与えたい。」「気持ちを奮い立たせてあげたい。」など口にしません。

ただ、大好きな野球に対し誠実に取り組み、ピッチャーマウンドでも、バッターボックスでも精一杯プレイしている。

ただそれだけをやり続けて結果を出している。

そのことが、周囲の人に感動を与え、勇気付けている。

彼の存在そのものが貢献です。

 

私も大谷選手の様にはなれなくても、自分の声が届き、触れることの出来る範囲の人たちにとっては、

私が自分で決めたことをやって、求めている結果を出して示していける存在でいたいと思います。

 

今後も、ご利用いただく皆様にとって価値ある存在になれる様、依り一層の努力を重ねていく所存です。

ご参加いただいた皆様が、心身ともに健やかにお過ごしいただけることを願っています。

敬具

 

2025年10月5日(日)

鍼灸roomきゅうあん

四元智己
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これを書いた2週間後には、大谷選手のブリューワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦でやってのけた驚愕の3本塁打&6回10奪三振無失点の快挙ですよ。

彼は言ってることではなく、やってることで証しています。
私たち親も、口で言うことではなく、私たちが決めたことやって達成していく。
それを一番近くで子どもが見て育っていく。
そんな家庭を、四元は目指して日々奮闘しています!

月見はりに参加してくれた方々も、
参加しようとして調整してくれた方々も、
参加が叶わなかった方々も、
大事なお子様と、ご家族の皆さんが
来年の月見はりまで無病息災でいられますように。

心からお祈りいたしております。

さぁ、今年も残すところ2ヶ月ちょっとです。
健康には十分に気をつけて、しっかり楽しんじゃいましょう♪