昨日のこと。
私が初めて担当したお客様。
30代女性で二児の母。
次女(1歳9ヶ月)を連れて、ご自身の鍼灸治療を受けにご来店。
腰痛がメインで、全身疲労を改善したいというご要望です。
お体に触れて最初の印象は、
「疲れてるなぁ~」でした。
元々体育会系のようで、どしっと据えられた精神。
少々きつくても、なんて、頑張ってきたんだろうなぁと思いました。
東洋医学的に見立てると
【腎虚証】がベースになって、水液代謝の不調がありました。
川の水と同じで
流れが悪くて溜まってしまうと
やがて淀んでしまいます。
身体の中で淀んだ水液が色々悪さをしますので、
こちらをまず改善するために必要な施術をしました。
治療が終わって、お会計のカウンターで
「娘も小児はりしたら、こんなに身体が軽くなるんでしょうか?」と。
嬉しそうな表情で腕を回して見せてくれました(^^)
もちろん、小児はりとするとスッキリしますよ!とお伝えすると。
だったら、娘もお願いします!!と、小児はりも行うことに。
託児中、ぐっすりお昼寝していたようで、丁度お母さんの声で目覚めました\(^o^)/
小児はりをして、心身の余分な緊張をとってあげて。
終了!
とても喜んでくださいましたので、私も思わず笑みがこぼれました。
「精一杯やってよかった。」としみじみ。
先人達が残してくれた、こんなにも素晴らしい医術を、まだ体験したことがない人にも提供していきたいです!!