男性不妊も多いと感じています。
造精機能の低下により、精子減少症や無力症になってしまっている方々です。
EDの問題も加えると、かなりの割合で男性側にも不妊の原因があるはずです。ただ、男性としてはあまり向き合いたくない症状でしょう。
しかし、女性だってそれは同じです。
不妊治療の場合には、夫婦で同じ目標に向かって、一緒に問題に取り組んでいく姿勢がなければ成立しないと思います。
そういった姿勢があって、初めてお二人の間に新しい生命を授かるのだと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、精子が作られる精巣は内臓でありながら陰嚢(いんのう)にしまわれており、体外に下がっています。これは、一度の射精に数千万個~数億個の精子を作る程フル回転している工場ですから冷却が必要ですし、精子自体も熱に弱いためです。
女性内に放出された精子は厳しい条件を潜り抜け、卵子と出会います。
女性が排卵直前、一時的に低体温になる生理機能は正に熱に弱い精子に対する神秘的な現象だと思います。
こんなにも愛情深い女性に対して、不妊の問題を相手だけのせいにして自分はかやの外。
そんなご主人いませんか?
人間の体は自身の生命を維持するために効率的に働きます。
生殖機能というのは、生命維持に直結してはいないので、悪条件下では後回しになってしまいます。
お仕事の肉体疲労や精神的ストレスなどは、体に大きな負担をかけます。
このような状況が続いて、野放しにされていると生殖機能に問題が出て当然なのです。
はりきゅうは、こういった男性に多いストレスやそこからくる消化器の不調に向いた治療法です。
滞った気を動かし、精を養う機能を助け、消化機能を改善してくれます。
不妊治療はご夫婦で。