温かい一日になりましたね。
だんだんと過ごしやすい日が増えてきて、心も体もホッと緩みます(^-^)
今日は、鷲峰がブログを書きますね!
4月7日(日)神戸で行われた第7回日本小児はり学会 特別講習会に四元、山田、鷲峰が参加してきました。
福岡から新神戸駅までは2時間の新幹線旅行。一眠りしているとあっという間に到着しました。
会場になっている兵庫鍼灸専門学校までの道のりは異人館が立ち並ぶ観光スポットで、とても気持ちの良いお天気だったこともありすっかり遠足気分でうきうき。
今回の講習会のテーマは「発達障がい」
発達障がい児に対しての支援事業やその子どもたちに対する小児はりの実際、発達障がい児の特性などについてのお話がありました。
中でも特に興味深かったのは、こども心身医療研究所 大阪総合保育大学の
小児科医 冨田和巳先生のおはなし。
とにかく2歳ころまでは“舐めるくらい”に可愛がる!
お母さん・お父さんと子どもが密着して「触覚」が満足されることで心の成長につながるそうです!
それを阻んでいるのがスマホ、ゲーム、YouTube・・・
電子機器は子どもと親を引き離してしまいます( ;∀;)。
小さい頃にべたべたしたことがない子は、将来拒食症などの摂食障害になる割合がとても高いそうです。(全てでは無い)
また、出産直後20~30分の初乳に含まれるフェロモンが母子関係の絆を強くする働きがあるため、この時に赤ちゃんにお母さんのおちちをあげることが大切だとおっしゃっていました。→カンガルーケアですね♡
多動の子どもの不注意への対応は、
できれば「注意」で終わる。
「叱る」はあっても良い。
「怒る」はダメ!
適切な行動を教え、練習させていくことが大切とのこと。
周囲を困らせている様に見える子ども・・・
でも実は彼らも困っているのです。
きゅうあんには小児はりに沢山の子どもたちが通ってくれています。
小児はりは発達障がいの子どもたちへの効果も大いに期待されるものです!
気持ちの良いはりで健やかな成長のお手伝いができることを、改めてうれしく思います。
会場になった学校のお手洗いは、今時すべて和式でした。
ちょっとびっくり!
関西の鍼灸の歴史の深さをひょんな所で感じた1日でした~。