セミアログラフトと免疫寛容が妊娠成立の鍵


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四元です。

着床って不思議なことです。

だって、受精卵の半分は旦那様(他人)です。
通常、人は免疫機能により自分ではないものは体内から排除します。
ですので、例えば何らかの理由により臓器移植を受けると、免疫抑制剤をとりせっかく移植した臓器を排除しないようにしますね。

つまり、妊娠は半分非自己である受精卵→胎児をあ母さんとなる女性が受け入れる過程が必要です。

着床と妊娠。
とっても不思議なことに、
半分非自己を受容し、通常40週前後お腹の中に生命を育む。

受け入れ、慈しみ、愛で、育む。
女性の子宮は、愛の受け皿ですね!

じゃあ、子宮内には免疫機能が無いのかというとそんなことはない。

もちろん、子宮内にもリンパ球由来の免疫細胞がいます。
T細胞やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)たちです。
この免疫細胞は、細胞傷害性といって直接異物や異物に侵された自分の細部を攻撃しに行きます。

子宮内では、

免疫寛容

が絶妙なバランスで維持されているんですね!

例えば、T細胞も種類がありますが、免疫抑制性に働くTreg細胞なんかも、寛容性に深く関与しているようです。

つまり、着床から妊娠の成立には、お母さんになる女性の免疫反応が密接に関与しているということ。
しかし、現代でも子宮での免疫寛容のメカニズムについては分かっていないことが多いのです。

自律神経と免疫機能の関係はすでにご存知の通りで、例えば交感神経が働く日中はリンパ球の活動は比較的少なく、というより分布が筋肉や皮膚、リンパ節になるという意味です。
で、夜が近づき副交感神経が優位になると今度は血中にリンパ球の活動が見られるようになる。
血中になると抹消血管から子宮への免疫機能も発揮されると思います。

何が言いたいかと、
生活リズムが(自律神経を介して)子宮の免疫寛容性にも少なからず関与している。

同時に、私たち治療家は自律神経の働きを整えること、局所的な鍼で免疫機能の調整も可能だということ。

そして、最後に自律神経と骨盤(仙腸関節)も密接に関係しています。それは中枢神経、特に大脳の島皮質との関係。骨盤は呼吸の調整いで調節されますので、今後妊活で当院を受診されているお客様には直接指導させていただきます。

次回の四元担当のブログは男性不妊についてお話ししたいと思います!
いつも妊活で当院へお越しいただく方へ、ご主人にも鍼と栄養!と口すっぱく言う理由が明らかに!!

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