根拠のない自信を持たせる育児。


By

今朝、こんなことに気が付きました。

間もなく3歳の末っ子。

お兄ちゃんたちも小学校に上がり、ひとりで保育園へ行くのは初めて。

最近どうしても、気持ちがのらなくて、、、

「保育園行かん(泣) 😥 」と、グズグズの朝を迎えています。

何日か、どんなに声掛けしても、別のことでモチベーションをあげようとしても、

どうしても行きたくない!

2、3日、私の鍼灸院に連れてきて様子を見ていました。

週が明けて、朝は開口一番に「保育園行かん、、。」でしたが、

いつの間にか母親から出された、新しい靴下やお気に入りの水玉ワンピースを着て登園するという提案を受け入れる様になり。

自分でも気持ちを盛り上げて、「ワンピース着て行く!」「(新しい靴下に)お名前書いて!」

と嬉しそうに「より!行こー!」と自分から声掛けしてくれました 🙂 

無事に保育園に送り届け、鍼灸院に向かう車の中で、「上手いこと気分をごまかせたな。ふふふ 😎 」と。

でも、よーく彼女の行動を思い返してみると、彼女は自分から前向きに行こうと努力していた事に気が付きました。

そういえば、保育園で車から降りる時に珍しく「抱っこで連れてって!」、先生に引き渡すとき「チューしよう。」とか。

いつもはチューすると拭き取られるぐらいなのに、、、(笑)

やっぱり本当は、保育園に行きたくない気持ちはあるんだよなー。

でも、それだとお父さんお母さんを困らせているみたい。

そんなとき、母から提案された新しい靴下の話に、彼女が自ら乗ったのですね。

こどもは、本当に無理なときは親の状況をある程度理解してくれると実感しています。

ただし、それは今も将来も永遠に与えられる親からの愛情を自覚しているから。

私は両親から永遠に、いつまでも愛されているという基本的信頼が、こどもに根拠のない自信を与えます。

根拠のない自信を持ったこどもは、翼を広げて大空へ飛び立つことができます。

例え自分より大きな翼を持ち速く飛べる他者がいても、自由に大空を飛び回ります。

根拠のない自信を持たせる方法は、やはり我々親が永遠に与え続ける底なしの愛情なのです。

(佐々木正美先生(児童精神科医)の著書より抜粋)

こどもに対して、親が余裕をもって見守ってやるためには親自身に余裕が必要です!

寝不足や、長く続く肩こりや、体の苦痛を抱えた状態では、こどもを見守って待つという余裕は生まれません。

私は、自分の鍼灸院で皆さんにこの余裕をもっていただくお手伝いをしています。

体を軽く楽にすれば、心にも余裕が生まれます。

こどものカンムシも小児はりで軽くすれば、こどもの笑顔も増えます。

親子が笑顔なら、育児はもっと楽しくなります。

日本の育児に伝統の鍼灸を♬

ご予約はこちら