カンムシ 1歳3ヶ月・女児
症状
噛み癖があり、親を噛む
奇声を上げる
うろうろじっとしていない
寝付きにムラがあり、頻度は減ったが夜泣きする
治療経過及び結果
来院時の症状表情は明るく、にこにこしているがやや緊張した様子。
その他の症状乾燥肌
経過最初の2,3回は連日での施術を提案。
第3診から寝付きの改善が見られ、奇声が落ちついた。
以降は、週2回の施術を提案。
初診から1週間後の第5診目には噛み癖もほとんどなくなり落ち着いた。
体調により寝付きにムラがでることがあり、体調管理のため継続治療中。
考察
当院では、小児の諸症状に対して大師流小児鍼を用いて皮膚のツボ(エリア)をなでるように刺激します。
この子の噛み癖や奇声といった症状の改善に、睡眠の質を高める必要がありました。
小児はりで睡眠をサポートし心身の余裕をもたせることで症状が落ち着きました。
カンムシ(噛み癖や奇声)は、睡眠リズムの乱れや便秘など原因は様々です。
皮膚の緊張のバランスを整えることで、自律神経が整い、症状の改善が期待できます。
〈今回使ったツボ(エリア)〉
後頚部、肩甲間部