小顔鍼灸 50代・女性

症状

シミ
たるみ
くすみ
ほうれい線

治療経過及び結果

来院時の症状

シミが増え、顔が一層くすんでみえる。
加齢に伴うたるみのせいか、ほうれい線が深くなり老けた印象に見られる。
これまで特に顔のケアはしていない。
仕事が接客業なので、少しでも印象を変えたい。

その他の症状

食欲不振。
胃に不快感を感じることが多い。
ストレスをため込みやすい。

経過

食欲が安定せず食べられなくなることが多いので、胃腸の働きを改善する治療も行いながら施術にあたった。しっかりと食べられないことで筋肉も痩せており、顔に関して言えば皮膚や筋肉に張りがなく、たるみが目立った状態だった。第1診でだいぶ顔色も良くなったので、継続して続けることにした。

第2診〜第3診までは1週間に1回ペース、それ以降は2週間に1回ペースで3回続けた。

初診時に比べ、当初悩みであったくすみはかなり改善され肌色が明るくなった。たるみも軽減したので顔全体がスッキリとして、たるみにより強調されていたほうれい線も薄くなった。

現在は月に1回のペースでご来院中。

考察

胃腸の不調が顔のコンディションにも影響している状態だったので、体の機能をバックアップすることを同時に行い、それが顔のコンディションにも良い影響を及ぼした症例だったと言える。顔に影響を及ぼす経絡はたくさんあり、その経絡になんらかの問題が生じていれば、当然顔にも悪影響が及ぶことは想像できる。顔への施術前に体に施術を行うのだが、体を整えると顔に触れていないのに顔の血色が改善することがよくある。その状態で顔へ施術を行うとさらなる変化が見られ、施術後の効果の持続も長くなるようであった。

顔色が明るくなったので、ファンデーションを塗ることが少なくなり、お化粧が楽になったとのこと。

今回使ったツボ
足三里(あしさんり)、脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)、三陰交(さんいんこう)、大迎(だいげい)、頬車(きょうしゃ)、地倉(ちそう)