畑作りと人作り。


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ここ何週間か、有機無農薬(将来は無肥料)栽培に向けて、
1m×3mほどの小さなスペースにひと畝の畑づくりをコツコツと進めています。

昨日は頑張りすぎて、熱中症になり夕方から朝まで寝込んでいました四元です(^_^;)

まずは耕す

ひたすら土を掘り起こして、大きな石を外していく作業。
ずっとラグビーをやってきたので体力には自信がありましたが、
ヘトヘトになるまで作業しても三分の一も終わらない、、、。

地面を掘り起こすとき、最初数センチの表面はとても硬くて石もゴロゴロ。
スコップではとても刃が立たず、鍬を使うがこれもいまいち。
先の尖った大きなツルハシをドスンドスンと打ち込んで、地面のを掘り起こす。

掘り起こしたら固まりになった土を、スコップで別の場所へ積んでいく。
地面の硬いところを過ぎると、今度は鍬で掘っていける硬さになる。
鍬でほぐして、スコップで別の場所へ積んでいく。
そのあたりまで掘ると、やっとスコップの刃が立つようになり掘り進めることができます。

ここの段階でヘトヘト(~_~;)

地面の表層にちかい土は、とても硬くて塊になっているので↑写真のような道具で大きな石や硬い土を除外していきます。
今回は、義父が一年寝かせた腐葉土や堆肥を混ぜた土を加えながら、掘り起こした地面に柔らかい土を返していきます。

まだまだ途中ですが、この先は畝を作ってからその上に以前刈り取って干しておいた雑草(カヤなど)を畝の上に乗せてマルチを掛けて2ヶ月以上寝かせる段階に入ります。

向かって左が干してる雑草で奥は石を積んでます

何が言いたいのか!?

そう、畑作りは人作りを同じだなぁとつくづく思うんです。
このブログで言う「人作り」とは、成長や発達のことではなく、
私が鍼灸の臨床現場で体験している、お客様が病気や怪我から健康になるまで、あるいは不妊治療から妊娠成立までの「道のり」のことです。

苦痛が取れるまで、治療開始当初は非常に強固。
人により様々な様相を示す肌に、ツルハシの役割をするのは、その人そのものと皮膚面に現れる経穴(ツボ)の状態に【最も適した施術(刺激)】なんです!

最初のこれ=適刺激が出来るかどうかが、病を掘り下げて原因まで到達できるかの分かれ道であると実感しています。

だから、私自身も当院で共にお客様のために全力で対応している鍼灸師も、最初のツルハシの役割を担う適刺激に全集中しています。

硬い地面が解けたら、あとはお客様の体から伝わってくるフィードバックをキャッチして治療を粛々と進めていきます。

で、フカフカな土のように病状が緩解していっても、時には大雨や嵐でまた土が固まることもある。私達は四季を生きています。いい時もあれば、そうで無い時も。

妊娠希望のために当院をご利用いただいているお客様が、まるで畑が耕されていく体験を通して私にも教えてくださいます。
「あ、ここからは元気な子を授かって産んで育てていける。」と体が教えてくれます。
蒔いた種は刈り取る。
どんな成果を刈り取りたいのか。
そのために
どんな土を作り、どんな種を蒔きましょうか。
私達と共に成果に向かいましょう!!
当院の不妊鍼灸については、コチラです。
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ところで、四元の畑づくりは
予定より遅れているので、急がなければ!(・・;)
作物の苗や種を植える時季は決まっていて、早すぎても遅すぎても育ちません。
私達、人間の勝手気ままには出来ないんですよね。
うぉー!明日から早起きするか!!!